Macintosh −− FreePPP2.5の設定と接続 −−

 
この資料ではPPPドライバFreePPP2.5の設定をします。この他にTCP/IPの処理をするMacTCPやTCP/IPの設定が必要になるので、そちらも設定して下さい。
  1. 使用するコンピュータにFreePPP2.5をインストールして下さい。完了後メニューバーに電話の絵のメニュー(以下FreePPP Menu)が追加されます。



  2. FreePPP MenuOpen FreePPP Setupを選んで下さい。図のウィンドウが表示されます。



  3. ウィンドウ左下の矢印をクリックして矢印を下向きにして下さい。セットアップ項目が表示されます。



  4. 3のウィンドウの「Modem Setup...」をクリックして下さい。図のウィンドウが表示されるので、下の解説に習って設定して下さい。解説が無い部分については、特に変更を加えないで下さい。



    Connected to :  モデムを接続しているポートを選んで下さい。
     通常は
      デスクトップパソコンの場合はモデムポート
      ノートパソコンの場合はモデム/プリンタポート
      内蔵モデムの場合はデータポート
     という設定になります。
    Dial Type :  使用する回線がISDNかプッシュ回線なら
     Tone、ダイアル回線ならPulse
     選んで下さい。
    Modem Init String Settings :  モデム初期化の設定です。
     通常はAutoDetect init stringsにし、
     コマンドを指定する必要があればUseにして
     コマンドを入れて下さい。





    設定出来たら「OK」をクリックして下さい。3のウィンドウに戻ります。



  5. Accountsタブをクリックして開き、「New...」をクリックして下さい。



  6. 図のウィンドウを解説と通知書を参考に設定して下さい。解説が無い部分については、特に変更を加えないで下さい。



    Server name :  適当な名前を入れて下さい。
    Phone number :  利用するアクセスポイントの電話番号を
     入れて下さい。
    User name :  接続ユーザ名を入れて下さい。
    Password :  接続パスワードを入れて下さい。



  7. Connectionタブをクリックして開き、下の解説に習って設定して下さい。



    Port Speed :  モデムとパソコン間の通信速度です。
     使用するモデムの速度に合わせて変更して下さい。
     通常は接続速度が
     28800bpsの場合は38400bps
     33600bpsの場合は38400bps〜57600bps

     64000bpsの場合は57600bps〜115200bps
     という設定になります。
    Frow Contorol :  通常はCTS&RTS(DTR)になります。

    設定出来たら「OK」をクリックして下さい。5のウィンドウに戻ります。尚、6・7で設定した内容は、5のウィンドウで「Edit...」をクリックすると変更出来ます。



  8. これで設定は終わりです。

接続する時は3のウィンドウの「Connect」をクリックするかFreePPP MenuOpen PPP Connectionを選んで下さい。しばらく待つと接続されウィンドウ内の絵が変わります。

このままの状態でWWWブラウザやメーラーなどのアプリケーションを起動して下さい。

切断する時は3のウィンドウの「Disconnect」をクリックするかFreePPP MenuClose PPP Connectionを選んで下さい。