Macintosh −− MacPPP・FreePPPの設定と接続 −−

 
この資料ではMacPPPとFreePPP(以下総称してMacPPP)の設定をします。この他にTCP/IPの処理をするMacTCPやTCP/IPの設定が必要になるので、そちらも設定して下さい。

 
画面のコピーはMacPPP 2.20aのもので、バージョンによって多少異なる部分があります。
  1. 使用するコンピュータにMacPPPをインストールして下さい。(MacPPPフォルダの中のConfig PPPコントロールパネルに、PPP機能拡張にそれぞれコピー)

    インストール後コンピュータを再起動して下さい。



  2. Config PPPアイコンをダブルクリックして下さい。図のウィンドウが表示されます。



  3. 2のウィンドウのPort Nameで、モデムを接続しているポートを選んで下さい。

     通常は

      デスクトップパソコンの場合はモデムポート
      ノートパソコンの場合はモデム/プリンタポート
      内蔵モデムの場合はデータポート

     という設定になります。



  4. 2のウィンドウの「New...」をクリックして下さい。図のウインドウが表示されるので、適当な名前を入れて下さい。



    入力後「OK」をクリックして下さい。2のウインドウに戻ります。



  5. 2のウインドウで「Config...」をクリックして下さい。



  6. 図のウィンドウで下の解説に習って設定して下さい。解説が無い部分については特に変更する必要はありません。



    Port Speed :  モデムとパソコン間の通信速度です。
     使用するモデムに合わせて選んで下さい。
     通常はモデムの速度が、
     28800bpsの場合は38400
     33600bpsの場合は38400〜57600
     64000bpsの場合は57600〜115200
     という設定になります。
    Flow Control :  通常はCTS&RTS(DTR)になります。
    Tonde Dial・Puluse Dial :  使用する回線がISDNかプッシュ回線なら
     Tone Dial、ダイアル回線ならPuluse Dial
     選んで下さい。
    Phone num :  利用するアクセスポイントの電話番号を
     入れて下さい。(図は大阪の番号)
    Modem Init :  モデムの初期化コマンドの設定です。
     モデムのマニュアルに従って設定して下さい。
     特に指定がなければatzat&fで構いません。



  7. Authentication」をクリックして下さい。図のウィンドウが表示されるので、Auth IDには接続ユーザ名、Passwordは接続パスワードを入れて下さい。



    入力出来たら「OK」をクリックして下さい。6のウインドウに戻ります。



  8. Done」をクリックして下さい。2のウインドウに戻ります。



  9. これで設定は終わりです。



接続する時は2のウインドウの「Open」をクリックして下さい。しばらく待つと接続し、Config PPPのウィンドウの絵が変わります。

このままの状態でWWWブラウザやメーラーなどのアプリケーションを起動して下さい。

切断する時は2のウインドウの「Close」をクリックして下さい。切断が完了すると絵が元に戻ります。